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あれ?気付いたら時給600円?
ん?このタイトルおかしくない??
だって塾講師アルバイトのメリットの所で、
「やっぱり高時給」って言ってたじゃん!!
そうなんですよね、そのご指摘ごもっともです。
塾講師のアルバイトの求人を見てみると、
平均して1200円〜1500円の所が多いので、
求人募集に書いてある時給だけを見ると
他のバイトよりも高時給なのは間違いないんですよね。
しかし、これにはちょっとしたカラクリがあるんです。
実はこの平均時給1200円〜1500円というのは、
あくまで指導時間・授業時間に対して支払われる給与なんです。
そして、その授業の予習時間などの準備時間や
授業終了後の生徒レポートを書く時間などは
実労働時間外に該当するので給与が発生しない塾が結構多いんですよ。
つまり、要は準備時間や次の授業の予習時間などは
無給、タダ働きになる可能性があるということです。
求人情報に「準備時間○○円」などの記載がない場合、
純粋な授業時間以外は給与が発生しない可能性があるため、
アルバイトの面接時に聞いてみることをおすすめします。
注意点
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
それは、準備時間などに労働した分が
タダ働きに「なる」と断定しているわけではなく、
あくまで「なる可能性がある」にとどまるということです。
どういうことかというと、
前述したとおり、求人情報に「準備時間○○円」と別途記載があれば、
その塾でアルバイトする場合、準備時間にも確実に給与が発生します。
また、上記のような記述がなくとも、
比較的規模の小さな地域密着型の塾などの場合は、
全国展開している一部上場の塾などに比べて、
経営陣と講師(もちろんアルバイトも含みます)の距離感が近いことが多いです。
ですので、個人的に塾長などに、
「準備時間も時給欲しいんですけど…」
と相談してみると案外受け入れてくれるかもしれません。
このときは、「準備時間の時給は授業時間に対して支払われる時給の半分でいい」
などというように交渉するとうまくいきやすいです。
実際、私が講師をしていた塾も求人には
準備時間に対して給与が発生していなかったので、
塾長に言いました。
「塾長、準備時間も時給が欲しいです。
きちんとした授業をするためには、
きちんと時間をとって予習する必要があります。
時間をかけて予習するのは生徒のためなんです!」
このように直談判した結果、
授業時間に対して支払われる時給の75%、4分の3相当額の
時給が発生するように便宜を図ってくれました。
ダメもとで相談してみたんですけど、
まさか本当に私の要求が通るとは思わなかったので、
ちょっと驚きました。
まとめ
このようにこのタイトルにある「時給600円!?」というのは、
準備時間やその他生徒の成績管理や学習進度レポートなどを作成する時間が
無給、タダ働き状態の場合を想定したお話しになります。
(この600円というのは、これでもか!?
というくらい十分に時間をとって入念に準備した場合を前提とした
平均で計算しています)
東京、大阪、名古屋などの都市部、
あるいは全国規模に展開している大規模な塾などは
準備時間にも給与が発生する場合が多いようです。
一方、都市部ではない地域密着型・地元の学習塾などの場合は、
準備時間に対する報酬はない所が多いですね。
しかしそうはいっても、授業時間に対する時給が
他のアルバイトと比較して約1.5倍前後は高いのが現状です。
つまり、準備時間が仮に無給だとしても、
それほど致命的な欠点にはなりえないということが言えるでしょう。